JBCF舞洲クリテリウム(春)

JBCF舞洲クリテリウム(春)

チームの実業団レース参加者が増えたこともあり、遠征して初めての参加となった。

E3クラスタは820mの楕円形のコースを20周で競うレースとなっている。

 

 

【結果】

DNF(タイムアウト) 35人出走


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【天候】

【機材】

フレーム リドレー・NOAH (2017)

ホイール カンパニョーロ・シロッコ

タイヤ コンチネンタル・GP5000(25c)

【内容】

このレースは完全平坦のストレートと緩いコーナーで構成されるコースから構成されていて、ゴール前のスプリントでもがき切れる距離のストレート、立ち上がりのインターバルもあまりキツくは無いと、完全に自分向きのコース。実業団登録をしてからロードレース(クリテリウム)は9回走って優勝無し、何としてもここで勝ってE2に上がりたいと考えていた。

普段の練習仲間も軒並みE1選手やE2選手なので、自分も早く優勝して上がりたい。

 

しかし、結果は10周も走らずにタイムアウトとなり絵に描いたような惨敗となった。

 

 

今回のレースの敗因は出走までの準備、テクニックが原因と考えている。

最初は出走前までの反省について。

まずはレース2日前からの睡眠不足。

必ず勝つと意気込みすぎた結果、深夜に出発する前日の仮眠をしっかりできず、なかなか寝付けない状態だった。結果、睡眠不足になり、ダルさもあり昼間に食事をあまり食べられず、コンディションを崩してしまった。

食事の量が不十分だとパフォーマンスが悪くなるのは高校時代からよく分かっていたのに今回は全く活かすことができなかった。

次に、大会前日の昼間に仮眠したときに曇り空だったため、テントを出さず、インナー姿でブルーシートの上に寝転がり仮眠していたが、寝ている最中に天候が変わり、かなり強い日差しになり、酷い日焼けを起こしてしまったこと。これでウェアが着られないほど酷い日焼けを起こしてしまい、一時は棄権も考えた。

一晩中氷嚢で冷やしたことで少しは良くなったものの、夜中に何度も痛みで起き、当日にもウェアを来て腕を動かすと痛みがあり、レースに集中できる状態とは言えなかった。

 

 

ここからはレース出走中の反省について。

スタート地点に立った時点で、気持ち的に「絶対に優勝する」というよりも「雨で路面がほぼ水溜まり、転びたくない、日焼け痛いのが気になる」と完全に勝負する姿勢を失っていた。一応、今回マークする事にしていた愛三の小松選手の横に並び、後ろに付いていこうとは考えていた。

スタートは3列目からだったがここでもアクシデントが発生する。クリートをはめ、力強く踏み込んだところが計測ラインの濡れたシートの上であり、後輪が大きくスピンして加速できず、ほぼ最後尾からのスタートとなってしまう。

最初のコーナーを曲がってる最中に、遥か遠くで先頭集団が立ち上がって加速していくのが見えた。

後方の集団では立ち上がりで焦り、スリップさせる選手も多く、酷い状態だった。とにかく前に上がらないと話にならないと思い、直線でもがいて一度前の方に上がったが、水で視界も悪く、焦ってしまって自分が集団のどの辺を走っているのかも把握できず、入れるポジションを見つけられなかった。

コーナリングの未熟さも目立ち、コーナーを抜ける度に前走者と差が開く様な状態になってしまう。

 

結果的にどんどん後退してしまい、集団の最後尾になったところで、ここからどうやっても挽回は無理、レースは終わった、と集中力もやる気も完全に無くなり、集団の後ろで耐えることもせずに千切れ、先に千切れていた選手にもどんどん抜かされてタイムアウトになった。

パワーデータ的には全く無理のある強度ではなく、完全に走力以外の要因が致命傷になり負けてしまった。

 

チームメイトのサポートも受けたのに非常に不甲斐ない走りをしてしまい、とても情けない。

これで実業団レースは10連敗となった、次の実業団ロードレースはまだ決まってないが、今回の反省点を活かして勝利に繋げるようにしたい。

 

また今回、大阪では新型コロナ感染者が増え、世間的にかなり厳しい状態にありましたが、選手に走る機会を作ってくださった大阪車連、JBCFの運営の皆様、ありがとうございました。