東京都トラック競技会2021/4/11

本来なら1月~5月にかけて毎月行われる東京都のトラック記録会、今年はコロナの関係もあって中止が相次ぎ、4/11のトラック競技会が今年初のトラックレースとなった。

この大会は東京都の国体メンバーの選考にも絡んでおり、しっかりと記録を残していくことが大切になっている。

先週のJBCF舞洲クリテリウムでは大敗を喫しており、今週はなんとか挽回していい気持ちで終えたい気持ちがあったのでなんとしても負けられないレースであった。


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【結果】

200mFTT 11.49(優勝)

1kmTT 1:15.50

ケイリン(成年) 優勝 上がりタイム11.54


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【機材】

フレーム:ANCHOR TR9

前輪:MAVIC IO

後輪:CAMPAGNOLO GHIBLI

【ギア比】

200MFTT 4.15(54-13)

1kmTT  3.64(51-14)

ケイリン 4.15(54-13)

【天候】

晴れ 10℃~20℃ 日差し強

風速1~3m/s

【内容】

まずは朝の周回練習から。予想はしていたがクロモリフレームに慣れきった身体にこのフレームは重くて硬い

脚は踏み切れてない感じがして身体もなかなか暖まらないが、イオ×ギブリの組み合わせはめちゃくちゃ速い。

氷の上を滑るように進んでいく。

短めのもがきを何回かやって身体にもがいたときの感触を慣れさせて終了となった。

ハロン計測は最後の方なので軽くローラーで脚を回しながら待機する。
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そして出走。1センターちょい手前からもがき始めたがどうにも加速が重たい。ストレートでのかけ下ろしもなんだか重たい。コーナーに入ってシッティングで回してるときも重たい。あまり回しきれてる感じがなく、感触はあんまり良くはなかった。しかし、スピードが出てる実感はあった。これは機材のお陰であろう。

場内放送での結果は11.49となっていたが動画で計測し直すと何回測っても11.35~40あたりとなる。

まぁ、今回の大会は手動計測だから多少の誤差は別にどうでも良い。

ハロンのギアは52-13,53-13辺りに落としても良いかもしれない。
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次に1kmTT。連続での出走となったのでちょっと脚がキツい。DHが結局調整できず、丸ハンのまま出走、あとギア比結局何にすればいいか分からなかった。

ここ1~2ヶ月間はずっと49-15とか軽いギアで練習していたので軽くした方がいいのかな?それとも最高速度重視で重いギアかな?なんて考えてて結局決めきれずに中途半端なギアになってしまった。

スタンもちょっとあんまり上手く行かなかった。

後半タレまくって1:15。これは改善が必要である。

軽いギアの方が良いかもしれない。

次に走るときは50~52-15等を試そうと思う。

 

 

かなり長い休憩時間、昼の周回練習を挟んで本日の最終種目、ケイリン
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今回、圧倒的1番人気に推されているのは日本大学の吉川。日大豊山自転車部の後輩でもあり2年次からインターハイ出場、全国大会で入賞と輝かしい戦績を持っている。

高校時代の東京都大会ではケイリン・スプリントで無双しており、本日も文句無しの一番人気となっていた。

(単勝オッズ1.3倍)

そして2倍人気はこの私!ナッパバクシンオーです!!!!!(単勝オッズ5.6倍)

相手の戦績・実績は圧倒的と言えどバンクに入ってる時間はこっちの方が上。それに流石に先輩として負けるわけにはいかない。エントリーリストが発表されたときから彼のレースを見返し、リザルトも調べあげ、対策を練ってきた。

結果、今回勝ち筋が有りそうなのは相手より前のポジションを維持しつつ、ゴール前400~300m位からのスパートで前を守りきる作戦。恐らく、実力が上の彼を捲りきるのはちょっと厳しいだろうし、今回のエントリーメンバーをみた感じ最後は2人での勝負になるだろうと考えた為である。

あとは最悪、大ギア使っての捲りもちょっと考えてたよ!立川は後方からの追い込みもかなり勝ちやすいバンクだからね!(フラグ)

 

抽選が終わって自分の枠番は1番。先行逃げ狙いだったので願ったり叶ったり。
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ペーサー後ろではエアロポジションを取り、脚を貯めつつ気合いを入れていく。

ペーサーが離脱してからはある程度の速度を維持しつつ、3番手の吉川をガン見して動きに絶対反応するようにしていた。

すると、打鐘直前ののタイミングで2番手に付けてた選手が突如としてスパート!

こんなに早くに来るとは思わなかったが、後ろへの飛び付きを狙い、飛び付いた。

しかし、ここで吉川選手に外を押さえられてしまう。

完全に塞がれかなりヤバイ状態で焦っていたが、吉川選手がスパートしたタイミングで道が空く。踏み出しで遅れたがここしかないと踏み込みなんとか差を詰める。

バイクペーサーで対策した高速トレーニングがここで活きた。(ふと閃いた、このアイディアは井狩とのトレーニングに活かせるかもしれない)

最後は横並びになってハンドルを投げ合ってゴール。


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やっぱり最後はこの2人の勝負になった。

お互いどっちが勝ったか分かってなかった。というか普通に負けた気がしてた。

その後のアナウンスで勝ちを知り、サポートに来てくれていた井狩&ゆうさんとハイタッチをした。


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これで200mFTTとケイリンの2勝、また今年初のトラックレースを良い結果で終わることができた。

来週は大磯クリテリウムにミヤモトと参戦する。

頑張って良いところまで行きたい。

 

【おまけ】

外から、外から白い帽子のナッパシャワーが襲いかかる!
ナッパシャワー交わした、ナッパシャワー交わしたか、
東京都でも圧倒的な1番人気を破りました、昨年のBM杯でも、昨年のBM杯でもイカリブルボンの優勝を阻んだナッパシャワー!
(元ネタ1993天皇賞春)