大磯クリテリウム2020-2021 最終戦
今日で3ターン連続レースである。(不調)
今日は始めてチームメイトの宮本と一緒に出るレースと言うことで、結構楽しみにしていた。
せっかく二人で出るからと言うことで、行きの車内の中で今日、自分は宮本を勝たせるために走るから、と言う話をする。
脚を使わないといけない場面だけ自分が前に出て、それ以外はクリテリウムの経験値・スキルの高い宮本の後ろで走りコーナリング等を真似すると言う作戦。
【結果】
自分24位(ビリッけつ)
宮本15位
【機材】
フレーム:リドレー NOAH(2017)
ホイール:カンパニョーロ シロッコ
タイヤ:コンチネンタル GP5000
F:6.0
R:6.0
【天候】
晴れ バックストレート向かい風爆風
【内容】
会場に向かうまでの間で宮本と作戦会議をする。
今日は自分はアシストに徹して宮本を勝たせるのが目標。彼はもうすぐ実習期間に入るので最後に勝たせて上げられればいいな、と思った。なんか調子も良いとか言ってたし。
あと、今まで自分のクリテリウムの走りは1人で出走して途中は耐え続けて最後だけ出る(理想としては)という形だった、今日はせっかくクリテリウムの経験値が高いチームメイトがいるから連携を使って勝ちに行きたい。
試走で確認した今日のコース状況は、ホームストレートが追い風、バックストレートが向かい風、今までに無いほど風が強く、バックストレートでは350wで踏んでも30km/h位しか出なかった。
理想の作戦としては、集団が一塊で最終周回に入った場合、向かい風のバックストレートで自分が集団の先頭まで上昇、小田原コーナーを先頭と宮本2番手で越え、
追い風のストレートは宮本のタイミングで飛び出して貰うというもの。
あまり逃げが決まるようなレースでは無かったし、自分は体重が重いので向かい風の中でのパワーの絶対値アドバンテージを活かして前を取りに行く。と言うことで話は纏まった。
出走直前、気合いを入れるために太ももを叩いたら周りの人が一斉に太もも叩き始めてクラッピング大会みたいになっててジワった。
リアルスタート後スピードが上がってコーナーへ、宮本のコースをなぞるように走っているので恐怖心は全く無い。上手く曲がれていたと思う。
早くも序盤で1人逃げを打ってる選手がいる。上手くスルスルっと抜け出した選手が居たようでいきなり割とギャップができている。
あまりに大きなギャップになるのは嫌だったので、ホームストレートを無理しない程度に引いて高めのペースを保っておく。バックストレートに入ってからはちょっと脚を使ってペースを上げてから交代したが、あまり上手く集団は回らない。集団はあまりこの逃げを危険視していないようだった。
その後、集団は向かい風のバックストレートを引く人が全くおらず、どんどん逃げとの距離が開いていくという展開で中盤戦を迎える。このとき先頭は全く引こうとする人がいなくて、自分はこの時点で嫌な展開だなと感じた。宮本に追走に入ってよいかお伺いを立てるが風が強くよく聞き取れない。
とりあえず先頭でちょっと踏んで交代、ちょっと踏んで交代を繰り返し、「ローテ回そう!」と声をかけて集団の活性化を促したが、あまり効果は無かった。
まぁ、自分もゴールスプリント狙いだったらこんな向かい風の中で先頭引きたくないし、気持ちはよく分かる。
このまま周回が進み、全く進展がないまま終盤戦に入っていく。
途中、2~3人の追走集団ができたりしていたが、いずれも不発に終わっていた。
自分も少しキツくなり、集団中ほどで宮本の番手に下がった。
この時点で逃げとの距離は感覚的に「自分が限界まで踏んで、その後に宮本がブリッジしたら届くか届かないか」位の距離感と判断した。
このまま誰も引かなければ恐らく、集団で2位争いをすることになるだろう。そうなればこのまま牽制ぎみで速度の上がらない集団内でスプリント力のある自分達はかなり有利になる。しかし、今日のレースではその選択肢を選ばないことにした。
自分が引き、ダメかも知れないけど先頭を捕まえる作戦で行く。
残り4周のホームストレートのときに宮本の横に行き、脚の残り具合を聞き、残り3周を切ったら自分が先頭を追う旨を伝える。
残り3周時は無理せずに前に出てローテーションしてくれる人がいるか確かめる。誰もいない。
残り2周のシケイン明けで宮本はしっかり後ろについてきている。この向かい風のバックストレートが脚の見せ所とばかりにゴリゴリ踏んでいく。
集団を縦に伸ばし、あわよくばギャップを空けて宮本のブリッジが単独になるように先頭で踏む。
小田原コーナーの立ち上がりで宮本が横をパスしていき、単独になっていたのを確認。
後ろに追走がいたので後ろについてプレッシャーをかけようとする。キツかったが何とか付けた。
あとは先頭集団で残れる間は牽制を引き起こし、宮本の単独抜け出しを確実なものにするのが自分の役目、
だったが1回先頭に出ただけであまり足止めはできなかった。力及ばず残念である。
自分はこの後、集団から千切れ24位のビリッけつでゴールとなった。(2回連続ビリ)
なお、宮本のブリッジは最後に失速し、集団に飲み込まれてしまい、我々の目論見は失敗に終わった。
ここからは反省点&良かった点
今回、敗因に繋がったのは踏める時間が短かったと言うこと。最後の局面であと30秒踏めればもう少し効果的な攻撃&アシストができたであろう。これはここから先のシーズンの乗り込みでしっかり強化していきたい。
また、後に宮本との会話で分かったが、最後に追いかけ始める局面で、宮本は集団内で勝負するかを迷っており、お互いの意志が一致しておらず、迷いを産んでしまっていた。これはコミュニケーション不足である。
連携をとるならもっとしっかりとコミュニケーションを取り、徹底して同じ目的に向かって動かなければ効果を発揮しない。
また、序盤に出来た逃げをしっかり追わず、結局逃げきりを許してしまったのは集団内にいるときの判断の甘さが原因である。もっと他選手との協調、牽引をしっかりできるようにならなければいけない。
良かった点は序盤から前を維持し、積極的に動けた事。
また、多少の迷いはあったものの、最後の連携で作った抜け出し追走は成功していたし、結果的に力が及ばなかったとは言え、あの局面で勝利を諦めずに積極的に動けたのは良かった。
このような実戦で経験を積めるレースは貴重であるので、今回不利な状況になってしまっても勝利を得るために最後まで方法を模索し、行動できたことは良い収穫になった。次回以降のレースに活かして行きたい。
うまぴょい
俺がデカ過ぎてミヤが見えないな!w
東京都トラック競技会2021/4/11
本来なら1月~5月にかけて毎月行われる東京都のトラック記録会、今年はコロナの関係もあって中止が相次ぎ、4/11のトラック競技会が今年初のトラックレースとなった。
この大会は東京都の国体メンバーの選考にも絡んでおり、しっかりと記録を残していくことが大切になっている。
先週のJBCF舞洲クリテリウムでは大敗を喫しており、今週はなんとか挽回していい気持ちで終えたい気持ちがあったのでなんとしても負けられないレースであった。
【結果】
200mFTT 11.49(優勝)
1kmTT 1:15.50
ケイリン(成年) 優勝 上がりタイム11.54
【機材】
フレーム:ANCHOR TR9
前輪:MAVIC IO
後輪:CAMPAGNOLO GHIBLI
【ギア比】
200MFTT 4.15(54-13)
1kmTT 3.64(51-14)
ケイリン 4.15(54-13)
【天候】
晴れ 10℃~20℃ 日差し強
風速1~3m/s
【内容】
まずは朝の周回練習から。予想はしていたがクロモリフレームに慣れきった身体にこのフレームは重くて硬い
脚は踏み切れてない感じがして身体もなかなか暖まらないが、イオ×ギブリの組み合わせはめちゃくちゃ速い。
氷の上を滑るように進んでいく。
短めのもがきを何回かやって身体にもがいたときの感触を慣れさせて終了となった。
ハロン計測は最後の方なので軽くローラーで脚を回しながら待機する。
そして出走。1センターちょい手前からもがき始めたがどうにも加速が重たい。ストレートでのかけ下ろしもなんだか重たい。コーナーに入ってシッティングで回してるときも重たい。あまり回しきれてる感じがなく、感触はあんまり良くはなかった。しかし、スピードが出てる実感はあった。これは機材のお陰であろう。
場内放送での結果は11.49となっていたが動画で計測し直すと何回測っても11.35~40あたりとなる。
まぁ、今回の大会は手動計測だから多少の誤差は別にどうでも良い。
ハロンのギアは52-13,53-13辺りに落としても良いかもしれない。
次に1kmTT。連続での出走となったのでちょっと脚がキツい。DHが結局調整できず、丸ハンのまま出走、あとギア比結局何にすればいいか分からなかった。
ここ1~2ヶ月間はずっと49-15とか軽いギアで練習していたので軽くした方がいいのかな?それとも最高速度重視で重いギアかな?なんて考えてて結局決めきれずに中途半端なギアになってしまった。
スタンもちょっとあんまり上手く行かなかった。
後半タレまくって1:15。これは改善が必要である。
軽いギアの方が良いかもしれない。
次に走るときは50~52-15等を試そうと思う。
かなり長い休憩時間、昼の周回練習を挟んで本日の最終種目、ケイリン。
今回、圧倒的1番人気に推されているのは日本大学の吉川。日大豊山自転車部の後輩でもあり2年次からインターハイ出場、全国大会で入賞と輝かしい戦績を持っている。
高校時代の東京都大会ではケイリン・スプリントで無双しており、本日も文句無しの一番人気となっていた。
(単勝オッズ1.3倍)
そして2倍人気はこの私!ナッパバクシンオーです!!!!!(単勝オッズ5.6倍)
相手の戦績・実績は圧倒的と言えどバンクに入ってる時間はこっちの方が上。それに流石に先輩として負けるわけにはいかない。エントリーリストが発表されたときから彼のレースを見返し、リザルトも調べあげ、対策を練ってきた。
結果、今回勝ち筋が有りそうなのは相手より前のポジションを維持しつつ、ゴール前400~300m位からのスパートで前を守りきる作戦。恐らく、実力が上の彼を捲りきるのはちょっと厳しいだろうし、今回のエントリーメンバーをみた感じ最後は2人での勝負になるだろうと考えた為である。
あとは最悪、大ギア使っての捲りもちょっと考えてたよ!立川は後方からの追い込みもかなり勝ちやすいバンクだからね!(フラグ)
抽選が終わって自分の枠番は1番。先行逃げ狙いだったので願ったり叶ったり。
ペーサー後ろではエアロポジションを取り、脚を貯めつつ気合いを入れていく。
ペーサーが離脱してからはある程度の速度を維持しつつ、3番手の吉川をガン見して動きに絶対反応するようにしていた。
すると、打鐘直前ののタイミングで2番手に付けてた選手が突如としてスパート!
こんなに早くに来るとは思わなかったが、後ろへの飛び付きを狙い、飛び付いた。
しかし、ここで吉川選手に外を押さえられてしまう。
完全に塞がれかなりヤバイ状態で焦っていたが、吉川選手がスパートしたタイミングで道が空く。踏み出しで遅れたがここしかないと踏み込みなんとか差を詰める。
バイクペーサーで対策した高速トレーニングがここで活きた。(ふと閃いた、このアイディアは井狩とのトレーニングに活かせるかもしれない)
最後は横並びになってハンドルを投げ合ってゴール。
やっぱり最後はこの2人の勝負になった。
お互いどっちが勝ったか分かってなかった。というか普通に負けた気がしてた。
その後のアナウンスで勝ちを知り、サポートに来てくれていた井狩&ゆうさんとハイタッチをした。
これで200mFTTとケイリンの2勝、また今年初のトラックレースを良い結果で終わることができた。
来週は大磯クリテリウムにミヤモトと参戦する。
頑張って良いところまで行きたい。
【おまけ】
外から、外から白い帽子のナッパシャワーが襲いかかる!
ナッパシャワー交わした、ナッパシャワー交わしたか、
東京都でも圧倒的な1番人気を破りました、昨年のBM杯でも、昨年のBM杯でもイカリブルボンの優勝を阻んだナッパシャワー!
(元ネタ1993天皇賞春)
JBCF舞洲クリテリウム(春)
チームの実業団レース参加者が増えたこともあり、遠征して初めての参加となった。
E3クラスタは820mの楕円形のコースを20周で競うレースとなっている。
【結果】
DNF(タイムアウト) 35人出走
【天候】
雨
【機材】
フレーム リドレー・NOAH (2017)
ホイール カンパニョーロ・シロッコ
タイヤ コンチネンタル・GP5000(25c)
【内容】
このレースは完全平坦のストレートと緩いコーナーで構成されるコースから構成されていて、ゴール前のスプリントでもがき切れる距離のストレート、立ち上がりのインターバルもあまりキツくは無いと、完全に自分向きのコース。実業団登録をしてからロードレース(クリテリウム)は9回走って優勝無し、何としてもここで勝ってE2に上がりたいと考えていた。
普段の練習仲間も軒並みE1選手やE2選手なので、自分も早く優勝して上がりたい。
しかし、結果は10周も走らずにタイムアウトとなり絵に描いたような惨敗となった。
今回のレースの敗因は出走までの準備、テクニックが原因と考えている。
最初は出走前までの反省について。
まずはレース2日前からの睡眠不足。
必ず勝つと意気込みすぎた結果、深夜に出発する前日の仮眠をしっかりできず、なかなか寝付けない状態だった。結果、睡眠不足になり、ダルさもあり昼間に食事をあまり食べられず、コンディションを崩してしまった。
食事の量が不十分だとパフォーマンスが悪くなるのは高校時代からよく分かっていたのに今回は全く活かすことができなかった。
次に、大会前日の昼間に仮眠したときに曇り空だったため、テントを出さず、インナー姿でブルーシートの上に寝転がり仮眠していたが、寝ている最中に天候が変わり、かなり強い日差しになり、酷い日焼けを起こしてしまったこと。これでウェアが着られないほど酷い日焼けを起こしてしまい、一時は棄権も考えた。
一晩中氷嚢で冷やしたことで少しは良くなったものの、夜中に何度も痛みで起き、当日にもウェアを来て腕を動かすと痛みがあり、レースに集中できる状態とは言えなかった。
ここからはレース出走中の反省について。
スタート地点に立った時点で、気持ち的に「絶対に優勝する」というよりも「雨で路面がほぼ水溜まり、転びたくない、日焼け痛いのが気になる」と完全に勝負する姿勢を失っていた。一応、今回マークする事にしていた愛三の小松選手の横に並び、後ろに付いていこうとは考えていた。
スタートは3列目からだったがここでもアクシデントが発生する。クリートをはめ、力強く踏み込んだところが計測ラインの濡れたシートの上であり、後輪が大きくスピンして加速できず、ほぼ最後尾からのスタートとなってしまう。
最初のコーナーを曲がってる最中に、遥か遠くで先頭集団が立ち上がって加速していくのが見えた。
後方の集団では立ち上がりで焦り、スリップさせる選手も多く、酷い状態だった。とにかく前に上がらないと話にならないと思い、直線でもがいて一度前の方に上がったが、水で視界も悪く、焦ってしまって自分が集団のどの辺を走っているのかも把握できず、入れるポジションを見つけられなかった。
コーナリングの未熟さも目立ち、コーナーを抜ける度に前走者と差が開く様な状態になってしまう。
結果的にどんどん後退してしまい、集団の最後尾になったところで、ここからどうやっても挽回は無理、レースは終わった、と集中力もやる気も完全に無くなり、集団の後ろで耐えることもせずに千切れ、先に千切れていた選手にもどんどん抜かされてタイムアウトになった。
パワーデータ的には全く無理のある強度ではなく、完全に走力以外の要因が致命傷になり負けてしまった。
チームメイトのサポートも受けたのに非常に不甲斐ない走りをしてしまい、とても情けない。
これで実業団レースは10連敗となった、次の実業団ロードレースはまだ決まってないが、今回の反省点を活かして勝利に繋げるようにしたい。
また今回、大阪では新型コロナ感染者が増え、世間的にかなり厳しい状態にありましたが、選手に走る機会を作ってくださった大阪車連、JBCFの運営の皆様、ありがとうございました。
大磯クリテリウム20-21 第4戦
男塾名物 大磯苦離徹利討霧 別名インターバル地獄。大磯プリンスホテルの1周約900m駐車場特設コースにて行われる冬のシリーズ戦。
コースはヘアピンコーナーとシケインによって構成されており、冬季ならではの強風も吹き荒れる。コーナーでの加減速の繰り返しは重量級戦士にとってはまさに地獄さながら。インターバル耐性が無ければ千切れることは必定である。
【結果】
出走39人中24位(びりっけつ)
【天候】
晴れ・暖かい・爆風(ホーム追い風バック向かい風)
【機材】
フレーム:リドレー ノア (2017)
ホイール:カンパニョーロ シロッコ
タイヤ:コンチネンタル GP5000(25C)
【内容】
エキスパート900m×20周 18km
出走39人 完走25人(DSQ1人)
当日はチームメイトのサポートもあり、かなりの早朝から現地入りしていた。試走も余裕をもってできたし、暖かいのでお昼寝したりした。気持ちよかった。
今回のレースは去年の宇都宮クリテリウム以来、半年以上ぶりに出るロードの試合であった。走る前の懸念としては集団でのコーナリングが怖い&体重激増に伴なうコーナーでのダメージの2つがあった。
乗り込みに関しては、長距離こそ乗っていないものの、バンク練習をかなりの頻度でやっていたため、いきなり千切れることは無いだろうと考えていた。
今回もアップは10分かけて心拍数を190まで上げ、その後20秒もがきという方法でやった。この方法は宇都宮クリテリウムでかなり良いフィーリングだったのでこれからもクリテリウム前にはやっていこうと思う。
今回のレースで自分の目標はスピードのある集団内でしっかり走って恐怖心に負けないこと、インターバルをなるべく耐える事とした。特に数人で横並びになってコーナーに入る練習は普段なかなかできないからこういうレースでしっかり慣れておきたい。
スタートは集団中程から。リアルスタート直後に後ろからガシャガシャ言ってて怖かった。
横には宇都宮クリテリウムで一緒に走った佐藤アレニキがいる。付いていけば完走するだろうし、それなりの順位になるだろうと見てこいつをマークすることにした。
集団中程でのインターバルはやはりかなりきつく、毎コーナーの立ち上がりが800~1200w程となっていた。
今回は終始ハイペースで一団となって周回を重ねていく展開。インターバルはかなりキツいものの、思ったより耐えられている。恐らくバンクで短時間高強度の練習をやっていたのが良かったのだろう。悪くない。コーナリングも3~4周した頃には慣れてきた。
残り10周を切った所から千切れる人も出てきて集団もちょっと小さくなった。気付いたら自分が最後尾ということも何回かあった。自分もちょっとキツくなってきている。しかしここは根性。耐え忍ぶのみ。
しかし、残り4~5周の辺りで前が中切れ猛烈な向かい風のバックストレートで僅かながらも車間が開いたことが命取りとなり千切れてしまった。もういっぱいいっぱいで集団に復帰する脚はもう無かった。この時には頼みの綱の佐藤も一足先に千切れていたようだった。
後は淡々と踏んで完走を目指すのみ。残り距離も少しだし完走はしたいと思っていたら後方から佐藤が来る。
ゴールまで引いて貰い、ビリ集団とは言え、流石にゴールだけ刺すのは悪いかなと思い、このままゴールかななんて思っていたら下ハンドルを持ち始めたので慌ててもがいたが刺せず、無事にびりっけつになってしまった。
【反省】
冬の間は一発のもがきを強くする練習ばかりしていたのでこの結果はそんなに悪くない。
むしろ思ってたよりインターバルは耐えられたし、コーナリングもなんだかんだミス無く走れた。
今年はクリテリウムに3~4回くらいは出るだろうし増量期間から乗り込み期間になったらチーム練習等で距離耐性を付けていきたい。
帰り道は魁!男塾を視聴しチーム員共々男を磨いた。
オイオイオイ、ケツにオーバーフェンダー付いてるよ。
フェアレディZみてぇだな
BM杯2020
毎年年末にやっているBMレーシングチーム内の忘年会的なレース
今年移籍したのでもちろん初参加である。
下総運動公園の1.5kmコースを使用した1周のTTと1時間のエンデューロの2種目となっている。
チーム内で名を上げる為にも結果を残したい。
【結果】
TT 2:05 4位
エンデューロ 1位🥇 Av40.1km/h
【天候】
晴れ
ちょっと寒い
風は無し
【機材】
RIDLEY NOAH (2016)
ホイール カンパニョーロ シロッコ
タイヤ コンチネンタルGP5000 23C
【内容】
今回の遠征は集合場所の東船橋駅に向かう途中
人智を越えた出来事に遭遇したのでここに記しておきたい。私は当日、千駄ヶ谷駅5:35発千葉行きに乗っていた。特にやることも無く、何駅かの間はSNSを確認したり、オンラインゲームにログインしたりして過ごしていた。錦糸町を過ぎた辺りで、早起きのせいもあってか
目が少し乾きぎみだったので少し目を閉じていた。
目を開けたとき、列車は見たことの無い駅に到着し、車掌の交代が行われていた。
おかしい。こんな駅には来たことがない。
一体ここはどこなのだろうか?駅名を確認すると津田沼と書いてあった。
信じがたい事だが私の乗った列車は「一瞬目を閉じて目の乾きを癒していた」瞬間に目的地の1駅先の津田沼駅までワープしていたのだ。
何を言っているのか分からねーと思うが…俺も何をされたのか分からなかった…
その後、井狩と合流し車内ではストライクウィッチーズ2期6話を履修(必修単位)した。
やはり、この回は素晴らしい。クライマックスシーンでは二人とも言葉を無くす程の感動を味わうこととなった。
この尊さは余裕で一般人の致死量を越えているので摂取するときには注意が必要だと思った。
そしてついに始まったBM杯だが、会場に到着し車を止めるやいなや、昨年度の本大会のチャンピオン多田が横に車を止め、挨拶をしてきた。
恐らく我々二人の偵察に来たのだろう。強かな奴よ…
やはりチャンピオンというのは格が違う。
更に逆サイドには元オリンピアンでありオムニアム全日本チャンピオンの経験もあるヒトシ選手が車を止めていた。
我々は偉大なチャンピオン2人の間に挟まれる形となっていた。
TTはホームストレートからスタートし、一周して戻ってくる1.5kmで行われる。
最初の数百メートルはコーナーがキツいのであまり加速せず、緩やかな下り辺りでペダルをマントルまで踏み抜いて平均速度を稼ぐ作戦で行くことにした。
悪い作戦では無かったが、野球場裏のコーナーでコーナリングを失敗してしまい、失速。少し速度を失ったまま最後の登りに入ったのでそこでタイムを落としてしまった。結果は2:05の4番タイム。
入賞は大会新記録を出した井狩、ヒトシさん、アオリイカ横矢の3人だった。
この3人はエンデューロでも手強いライバルになるだろう。
そしてエンデューロ1999年産まれの同期対決がここに再び!
出走が2つに分けられ、TTの結果順で20人前後の2班に分けられた。速いチームは先発の1分後にスタートするとの事。追い抜きの時には注意して抜かないといけない。
今回、かなり強力なメンバーが多く全員はマークしきれないのでとりあえずセイウンスカイ(井狩に)をマークしておくことにした。まぁ、ロードレースも慣れてそうだし井狩マークしとけばなんとかなるっしょと思ったからである。
序盤は全然問題なく余裕だった。先発チームの追い抜きもヒトシさんがレースペーサーよろしく先導してくださったお陰で危ない接触もなく進んだ。
自分も積極的に前を引き、あぁ、いい練習会だなぁなんて思ったりしてた。心拍もそんなにキツいことはなく、鼻歌でも歌いたい感じだった。
しかし、20分ほど経過したところからなんだか徐々にペースが上がっていく。気付くと20人ほどいた集団も10人ほどになってしまっている。
このような展開では必ずどこかで先頭集団が数人に絞られる瞬間があるなと思い、ローテーションに加わりながらも有力処(井狩、横矢、ヒトシさん)の場所を確認するようにしておいた。
案の定その後すぐに集団が割れた。たまたま自分は後ろに残っていたが強力な3人が前に居たのを確認し、ここは多少脚を使ってでも前に行かないと勝機が無くなると思い、追走し合流した。
すぐに対処したためそんなに脚を使うような事もなかった。この分裂で先頭は7~8人になった。
この後の30分ほどは自分にとっては本当に苦しい時間だった。
先頭集団の中でスプリント力があるのは自分とヒトシさん、その他のメンバーは自分達をゴールまで残さない為に必ず振り落としに来る。少人数のローテーションだったがペースもかなり速い。
そんな中で残り20分を切った辺りから井狩がめちゃくちゃにアタックとペースアップを繰り返してくる。
本当に苦しい。死んでしまう。
横矢も間隙をついてアタックしてきて本当にヤバい。
もう人数も少ないので判断もクソも無くアタックした瞬間に反応するというのを何回も繰り返した。
相手の手元を良く見ておいて、力んだ瞬間にこっちも踏み始めるという方法を試していたらなんかいい感じに上手く反応できた。
何回か脚がつったがバレないように伸ばしたりして着いていく。残り10分辺りでヒトシさんが「もう4人しか居ないんだからローテーション回して全員で行こうよ~」
といっていた。ヤベェこと言ってるなこのスプリント強い人、とか思った。
この後、横矢のアタックでヒトシさんは千切れていった。
ラスト5分、先頭は井狩、横矢、自分の3人
依然として2人の猛攻は激しい。正直、あと3秒踏まれたら千切れるという瞬間は何度もあった。
あとは根性で5分耐え抜く。日大豊山で育て上げたド根性を見せてやるぜ!
そして何周かした後のホームストレートを通過したとき、残り1分の合図が伝えられた。
このレース中一番嬉しい瞬間だった。
井狩はアタックをやめ、最後のスプリントに備えて自分の後ろに着いてきた。横矢は最後にアタックをしていたが問題なく反応。
残り500m程で後ろを見たときに井狩が車間を開けてるのが見えた。速度差をつけて抜く作戦だろう。
最終コーナーで井狩に前を取られたがここまで来てしまえば完全に自分の射程距離。
緩い登り坂のゴールスプリントは内セイウンスカイに外からスペシャルウィークが並ばない!並ばない!という感じで差しきった。
ゴール後ほぼ無意識で拳を上げた。ガチで嬉しかった。
明らかに格上のロード選手の猛攻に耐えきり、最後に狙いすました一発で勝負を決めたナッパの勇姿は永遠に語り継がれるだろう(個人の感想です)
ちなみにこの後のスタンディング大会は5秒で負けました。
エンデューロの商品はマビックのサイクルソックスで、いつも試合の参加賞で貰えるマトリックスのソックスを知り合いから貰いまくり使っている貧乏学生としてはとても嬉しい。
その後終わりの挨拶では来季のトラック班の活動についての報告などをした。
来年度の競技活動も応援してくださるチームメンバーの方々に喜んで貰えるようなものにしたい。
今回、このような状況のなかでも楽しい催しを開催してくださったZUNOWの大山さん、チームBMレーシングの皆さんありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
JCRCトラック41杯 2020
恐らく、今年のトラックレース最終戦になるであろう41杯の季節がやってきた。
この試合は、200mFTT、1kmTT、ケイリン、ポイントレースの4種目で行うオムニアムのような試合である。
競走種目2つは200mFTTと1kmTTの合計順位の上位24人しか参加できないため、なるべく上位を取っておく必要がある。
今回は、チームメイトのセイウンスカイちゃん(井狩)が参戦しているため、組み合わせが当たればバチバチの1999年生まれ同期対決になることが予想される。
なお、このレポートはウマ娘ネタを豊富に含んでいますので未履修の方は是非履修してみてください。
めっちゃ面白いです。
【結果】
200mFTT 11.89 5位
1kmTT 1:12.45 8位
ケイリン 1回戦1着、準決勝3着、決勝2着
ポイントレース 予選4着 決勝DNS
【天候】
少し肌寒いが、昼間は晴れていた。夕方には雲も多くなりかなり寒くなった。
【機材】
フレーム:ANCHOR TR9
ホイール:前カンパニョーロ シロッコ
後ろプラネットX 練習輪
ギア比率 200mFTT,ケイリン,ポイントレース=54-13
1kmTT=52-13
今回、ハンドルに新発売されたノバコローナ社のカーボントラックハンドル(¥29,800)とZIPP SL SPRINT 130mmを組み合わせて使った。
【内容】
まず最初の種目は200mFTT、前評判からこのバンクはタイムが出ないとの話である。実は500mバンクでかけ下ろしを測るのは初めてであり、周回練習時に審判員に計測ラインを確認するところから始めた。
試しに掛けてみた感想としては、とにかく直線が長い。
計測ラインに入る前に傾斜を使いきってしまうので、かなり難しい走りになると感じた。
本番では、少しかけるのが早すぎたかと言ったところ。後半少し失速してしまい、11.89の5位
ただ、周りもそんなにタイムは出てなかったように見える。
次に1kmTTこの種目では、チームメイトの井狩とDHバーを共有して走る手はずになっていたが、出走間隔が狭すぎて、ハンドルを交換することができなかった。
井狩「頑張って耐えて」
そのため急遽、丸ハンのまま出走することになってしまった。次からはしっかりと機材を揃えたい。
結果は1:12.45の8位。丸ハン、ワッパにしてはがんばった方だと思いたい。
そしてついにやってきたケイリン。まずは1回戦
今回は勝ちを狙うという目標で来ているので、1回戦、準決勝は軽く勝ち上がらないと話にならない。
自分の組はさいたまディレーブの藤田選手が自分より200mFTT,1kmTT共に速く1番キャップとなっていた。自分は2番キャップ。
後は高体連勢が3人、北総レーシングの学生が1人
並び順は大宮工業a-藤田さん-川越工業-自分-北総-大宮工業bの順。ぺーサー離脱前後に川越工業の選手が車間を取っていた所で、先頭の大宮工業aが早めのスパートをかけ、前2後ろ4で分裂された状態となってしまう。
このレースは2着まで勝ち上がりなのでこれは超絶ピンチ。距離はあったが、1センター(ゴール前430~440m)位から自分でスパートをかけ前2人をブチ抜く。
このとき、観客席ではどよめきが上がっていたらしく、後から聞いて嬉しくなった。
最後は藤田さんと横並びになって1着ゴール。
上がりタイムは11.60。
展開を少し読み間違えたものの、強引にカバーできたのは運が良かった。
次に、ポイントレース予選(8km,500m×15周)
自分は2組目になり、チームメイトのセイウンスカイちゃん(井狩)との直接対決が実現した。
直前のレースで落車があったこともあり、近くにいた藤田さん(さいたまディレーブ)から井狩、自分、太田啄弥さんにとりあえず脚あるメンバーで回して集団搾ろうとのお達し(自分も頭数入ってるんですか?)
始まってみたらそんなに無理なペースでも無かったので
前も引きつつ、ポイントはちょくちょく無理せず取っていく。1pt,3pt,2ptと取り、後半を迎え残り4周程で
井狩が先頭を引いているとき、2~3番手が苦しそうに中切れし、他の有力メンバーも割と後ろ目だったので、スーっと上がって井狩に逃げよう!と声をかけ逃げを始めたが、あっけなく裏切られて1人逃げとなっってしまう。その後吸収されて苦しくなった。
結果は4着(7着までが決勝進出)であった。
しかし、大会当日はリザルトが貼り出されておらず、
決勝直前にアナウンスで決勝メンバーが呼ばれるシステム。自分は呼ばれず、おかしいなーと思い、審判に確認したものの、予選落ちしてるとのこと。
しかし、後日リザルトを確認したら予選上がっていた。
そのため決勝はDNSとなっている。
お次はケイリン準決勝。勝ち上がってきた人たちだけあって強力なメンバーが揃っていた。
1番キャップの大宮工業、中山選手。4番キャップのレーシングチーム頂、斎藤選手。そして5番キャップ天狗党の棚橋選手。
今日のハロン、セントラのタイムを見てもこの3人は要注意と言ったところ。
あと高体連時代の後輩の氏原君ね。うんうん。
準決勝で自分は2組目だったのだが、チームメイト井狩は1組目となっていた。そのためケイリンでの直接対決は決勝に進出しないと果たせない。1組目井狩は外に振られながらも3着で決勝進出をキメていた。
ここは本当に負けられない(もし負けたら末代までネタにされる)
試合は棚橋-齋藤(頂)-氏原-齊藤(BM)-中山-宮崎の並びで進んでいく。打鐘と同時に後ろから中山選手(大宮工業)が上がって行ったので後ろにつく。
バックストレートから2センター辺りまでは棚橋、齋藤(頂)、中山選手が競り合っていたので前が短くなったタイミングで捲りを放ったが速度が速く、横に並ぶのが精一杯だった。最後はギリギリ3着で危なかったものの、決勝進出を決めた。
そして遂に迎えたケイリン決勝。
「2020年、41杯ケイリン決勝。標的はただ1頭。同期のE1馬だった…今行くか、いやまだか、いや今か。」
ついに、同期セイウンスカイ(井狩)との直接対決が実現した。なお、この試合に際しては直前からSNSにて理解させるとの宣戦布告を貰っていた。
負ければ死ぬほどの恥辱を受けることは必定。文字通り負けられない闘いである。
並びは齋藤(頂)-自分-篠原-井狩-藤田-中山の並び。
ぺーサー離脱直後、後方から中山選手が仕掛け、それに続いて後方の選手が一気に上がってくる。
2コーナーの辺りで最後方まで下がってしまう。
このとき、セイウンスカイ(井狩)は2番手、
バックストレートに入ったところで渾身の捲りを放ち、3番手まで一気にブチ上げる。
3コーナーで藤田選手も捲りを始める。2センター、
先頭の中山、セイウンスカイをあっという間に…並ばない並ばない!あっという間に交わす!
最後は藤田選手との一騎討ち、ハンドルを投げ合ったものの、僅かに届かず2位となった。
負けたセイウンスカイは悔しそう!
反省点としては後方に置かれてしまったのが良くなかったと思った。
しかし、全体的に見れば失敗もカバーできて良いレースはできたし、結果も残せた。
調子は上がってきているので来シーズン、さらに結果を残していきたい。
今回、BMレーシングトラック班としてもしっかりと皆、結果を残せたので良かった。
帰り道は遠征帰り恒例のハイテンションキッツいヲタクドライブが開催され、本ドライブではストライクウィッチーズ1期を摂取した。
やはりトゥルーデおねいちゃんは最高だぜ。
第51回 JBCF全日本トラック1日目
実業団のトラックレースの中でも最大規模の大会であり、2年ぶり2回目の出場。
今年、一番狙っている大本命レースだった。
本レポートでは初日のレースを振り替える。
【結果】
1日目
スクラッチDNF
ケイリン1回戦6着
ケイリン敗者復活戦2着
2日目
ケイリン準決勝4着
【天気】
1日目
雨
12℃
【機材】
フレーム TR9
ホイール 前 レーシングスピード
後 プロディスク、アラヤディスク
ギア比 スクラッチ54-13
ケイリン1回戦55-13
2回戦54-13
【レース内容】
①スクラッチ決勝
54-13
本来ならスプリントを選ぶ所だが、チームメイトの誘いもあって中距離種目のスクラッチを選択した。
今回は400mを25周回10kmのレースであり、有力選手も多くかなりハイレベルなレースになるだろうとの前評判だった。
かつて高校生のときの国体予選で走ったきりであり、とりあえず挑戦してみるといった感じになった。
当日の天候は雨が降っていた上、気温もかなり寒く、この時他地区でやっていた学連のレースでは低体温症の選手が多発していたと言うほどの厳しい条件となった。
このようなときのレース前準備は高校のときからの経験を活かして、厚着をした上でローラーを使い、時間をかけてアップ、直前まで上着を着ておくという方法でアップを行った。
10時に競走開始
この試合にはチームメイトの井狩も出走した。
自分の戦略としてはレース中盤までは後方で待機し、中盤から徐々に集団前の方に上がるという作戦を立てていたが、位置取りが上手くできず、先頭に押し出されてしまうことが何度かあり、無駄に脚を使ってしまった。
その後はペースアップがあり集団が崩壊したタイミングで後方に取り残されてしまい、残り4周回の所で脚切りとなってしまった。
慣れない中距離種目であったが、あまり良いところも無く終わってしまった。ここでは切り替えてケイリンに備えて行くことにした。
②ケイリン1回戦 55-13
自分は1組目に出走となった。おそらく今まで自分が出たレースの中でもトップレベルのメンツの濃さ、今年のケイリンはかなりの強豪揃いとの評判だった。
レースは後方からの捲りで勝負するつもりで後方待機していたが先頭がペースアップしたタイミングで集団が割れ、後方に取り残されてしまった。
自分を追い込み1本の選手と思い込み、消極的なレースをしたことが仇となった。
ケイリン敗者復活戦 54-13
先ほど踏み遅れたことからフロントを54に換装した。
今回メカニックとして帯同してもらった小西さんには感謝しかない。速やかな機材調整が行えた。
今回、高校時代からずっと追い込みでやってきた作戦を変え、早めの仕掛けで逃げを打つことにしてみた。
敗者復活戦は3着までに入れば勝ち上がれるため、自分から前に積極的に動けば残れるだろうとの判断である。
スタートポジションは大外7番から、スタート前から呼吸を荒くし、酸素を取り込み、身体を意識的に震わせ、体温を高く保った。ぺーサーが離脱するまではリラックスして周り、打鐘のタイミングでスパートし、一気に前に出る。
内側で横浜高校の選手が粘っており、バックでは横並びの踏み合いになったがこっちの方がスピードは上。
じりじりと前に出て3コーナーからは外で粘っていた。
このままなら1着もある…!なんて考えていたが内から押され外にブレて、最後に布施選手に刺されて2着となった。
元S級の競輪選手は走り方も上手い。やっぱり強いのは強い!と思った。
余談だが17年の本大会では布施選手に手も足も出ないままにボロ負けしており、少し成長を感じた。
また、逃げ切りっ!Fallin' Loveとはならなかったものの、捲りしか勝負の選択肢が無かった自分にとって、このレースは本当に大きな収穫のあるレースとなった。
新しい勝ちパターンを見つけることができた。
この日の夜は車の中でウマ娘を視聴し
アウトバーン御殿場のアルビノヨウジョ選手に布教をすることができた。
また、夜ご飯はご飯が無限におかわりできるとのことでたくさん食べてスペシャルウィークになった。ゲヘ。
これは宿で眠そうなセイウンスカイ。
2日目レポートに続く。